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| 子どもたちの「発想力の素晴らしさ」については日々実感していますが、今回はご家族の皆様の「発想力」に驚かされました。(写真は明大付属中野の国語の授業の様子。発想力をつかう授業では生徒たちの目がきらきらと輝きます。写真と本文は関係ありません) |
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先日、三年生の授業で「いくつか漢字を組み合わせて、自分だけの漢字を作る」という内容を扱いました。
授業中、時間内に「自分だけの漢字」をたくさん作った子もいれば、じっくり考えて、一つの力作を作った子もいれば、悩みすぎて手がつけられなかった子など、子どもたちの様子はさまざまです。それでも、子どもたちは皆、真剣に「自分だけの漢字」を考えてくれました。
その授業の次の週、ある三年生の子が大事そうにテキストを持って、私のもとに来てくれました。そして。
「先週やった、『自分だけの漢字』をお母さんと一緒に考えたの!」
と、うれしそうに、「自分だけの漢字」を教えてくれました。 その子が教えてくれた漢字は、
「人 国
丸」
というものでした。
「人」と「国」と「丸」を組み合わせて、「地球」という意味の漢字を考えてくれたのです。
その子は、授業中に、「自分だけの漢字」を作ることができず、とても残念そうな様子で帰っていきました。その日の帰る途中で、お母様が一緒に考えてくれたそうです。 この漢字は、その子自身のアイデアと、お母様のアイデアによって生まれた漢字でした。
その日、家族で考えた「自分だけの漢字」を教えてくれた子がもう一人いました。 その子は、私に次のような漢字を教えてくれたのです。
「 火火火火 火火魚火 火火火火 」
「テキストにある、『火魚』に漢字を加えると、もっと面白い漢字が作れるかもって思って、お父さんと一緒に考えたんだよ!この『火魚』の周りに『火』をいっぱい書くの。そうすると、『こげ魚』になるんだよ!」
授業中に扱ったテキストには、「自分だけの漢字」の例として、「火魚」という漢字が書かれていました。(「火」で「魚」を焼くと、「焼き魚」ができあがるから、「火魚」で「やきざかな」と読むそうです。)それをふまえたうえで、この漢字を考えてくれたのです。
今回は、子どもたちの「発想力」と、ご家族の皆様の「発想力」で楽しい、素晴らしい「自分だけの漢字」が生まれました。
子どもたちの「発想力の素晴らしさ」について、日々実感していますが、今回はご家族の皆様の「発想力」に驚かされました。子どもたちの持つ「発想力」とご家族の皆様の「発想力」から刺激を受けつつ、私も自分の「発想力」にさらなる磨きをかけなければ、と思うきっかけになる、素敵な出来事でした。
(Cherry-Brandy/教務)
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